一立タイムズ 元年9月号

小中学生の夏休みもあと一週間(高校に関しては26日から授業のところも)です。当塾夏期講習・8月授業では各自の目標を達成するために一生懸命に顔(がん)晴(ば)ってきました。残りの一週間も今まで以上の力を出して夏休み学習のラストスパートをしましょう。

 先週は水曜日に漢字検定(中学生は全員受検)があり、直前の3、4日前からは合格を目指しみんな集中して学習しました。そのときまで過去問で合格点に到達していなかった中3生のS君は、この間毎日5、6時間以上は漢検の勉強をしたそうです。すると2日前くらいから過去問で合格点を取れるようになってきました。本番では「難しかった」と言っていましたが、これからの自己採点と結果待ちです。

 入試も検定も受験するからには、合格を手に入れることが目標です。もし自分の実力が合格に達していないときは、好きなことをする時間を削っても勉強する必要があります。最初「全然わからない」という場合でも、「1ページ5分・1問30秒」のペースで進め、わからない問題を今の段階では飛ばして学習を続けていくことです。わからない問題を考えていても、答えはでてきません。解答・解説を読んで答え合わせをすると、意外に理解できる問題があります。そのページを数日中に復習すると、できる問題が増えています。このサイクルを続けていくことで、学習量と学習時間が大幅に増えてきます。ちなみにS君は夏休み中の塾と家庭での合計学習時間は、1日10時間くらいになっています。
たとえ勉強が忙しくても、家での用事やお手伝いをする方がよい結果に結びつきます。