「先生。俺が最近おかしくなったと、クラスで噂されているらしいんです」
「えっ? どういうこと? 学校で変な行動でもとっているの?」
「いえ、そうじゃなくて… 以前の俺と違って、かなり勉強をしているように見えるらしくて…そのことが、“おかしい”というらしいです」
「へー、それはすごいじゃない! 友達の目にはすごく勉強しているように見えるなんて!」
「でも、そんなの当たり前じゃないですか。まだまだ実力が足りないんだから」
「確かにそうだよね。でも“まだまだ実力が足りないんだから”と、その自覚ができたことがすばらしいね。そして、実際T君はすごく勉強をやっているよ。だって先生がT君の問題集と塾ノートに押すハンコの数がハンパなく多いもの」(*問題集1ページにハンコ1つ、それに対応する塾ノートにもハンコを押す)
T君は「OK!学習法」に変えてから、びっくりするくらい勉強量が増えました。その学習量は、1日30ページ以上は問題集を解いています。時間に換算して、平日5時間以上は勉強しないとできない学習量です。ただ自分ではそんなに学習しているとわからないのです。私は毎日押すハンコの量が多いので、「勉強をがんばっているね」と声かけをしているが、本人は友達に言われて気づいたようです。
T君以外にも「OK!学習法」で塾ノートを使うことにより、ルーズリーフなどで学習するより学習量が増えてきている生徒が出てきています。「たかがノートですが、されどノート」のようです。勉強は量より質が大事だという意見もあり、確かにその通りだと思います。しかし初めから中身の濃く質の高い勉強はできません。質を高めるには、まず量からです。学習量が増えるに従って学習の質があがってきます。
さらに元々字が雑で読みにくいT君に、塾ノートで「1文字4マス。ページを書いて、先生に見てもらうのだから、ていねいに」と声掛けをし、少しずつ読みやすくなってきました。入試や検定で、読みにくい字は他の文字と間違われてバツになることもあると話して、日ごろから丁寧な字も意識させています。
夏の勉強部活(夏期講習) (中高生は通常授業がお休みなので全員受講)7/27~8/12 詳細は別紙をご覧ください
夏期講習後の8/17~29、中高生の8月授業を集中して行います。時間日程は通常と異なりますので、別紙「2015 一立学習塾 夏の勉強部活」をご覧ください。
例年、受験生はこの夏期講習でぐーんと伸びています(奇跡的な飛躍をする人が毎年何人もいます)。入試問題を解くために必要な基礎力を、繰り返し反復練習をして実力をつけます。かなりの量なので、最初は「本当に、こんなにできるかな?」と思う生徒が多いですが、割と楽しみながら最後まで頑張ってやりきっています。
受験生以外の学年は、今までの復習をしていきます。完全に理解できていないところや忘れてしまったところをもう1度やり直していきます。また弱点は、わからなくなった時点まで戻って学習し直せるのもこの時期です。部活や行事で忙しいですが、勉強との両立を図っていくことが大事です。
中学生の夏期講習には、毎年漢検受検(10級~2級)を組み入れて学習しています。読解力がすべての教科の基礎になりますが、漢字はその読解力の基礎になります。夏期講習では、例年みんなで励まし合って学習しています。
受検級がわからないときは、ご相談ください。高校生・小学生の漢検受検は希望ですが、この時期は集中して学習できるのでチャレンジをお勧めします。
7月授業の振り替え(中高生)
7/27(月)・28(火)は夏の勉強部活(夏期講習)のため通常授業がお休みですので、別の日に振り替えをお願いします。
小学生
夏休みの7/27~8/29期間は、別表「2015 夏の勉強部活」の通り、月・木曜 時間;PM2:20~3:20になります。(7/23木は通常通り夕方の時間で通常通り終了)
【8月授業料】
週2回通塾の場合、8月授業料は9,100円(速読講座受講生は +4,600円)です。
週1回通塾の場合、8月授業料も通常月と同じです(時間は60分)。また夏休み(7/27~8/29)だけ週2回にすることもできますので、希望される方はご連絡ください。
そろばん塾ピコ
珠算検定合格 【6級】Y・Wさん(小3)
フラッシュ暗算検定合格 【9級】N・Yさん(小5)、Y・Wさん(小3) 【11級】M・K君(小5)【14級】M・Oさん(小4) 【15級】Y・T君(小4)
よかったこと紹介
~4月実力テストから~
思っていたよりもずっといい点数がとれたこと。N・Tさん(助川中3年)
〈自己最高順位でさらに学年1位おめでとう〉
~1学期中間テストから~
1番よかったことが順位です。64位も上がりました。合計点数もすごく上がりました。勉強はやればやった分だけあがったので、これからも続けていきたいです。R・Aさん(滑川中2年)
〈自己最高順位と得点で、とても顔晴りました〉
常に自分のやることを決めて勉強を勧められた。できないと思わないで勉強できた。T・S君(日立一高3年)
〈前回より約30位上がり、勉強の取り組みが積極的になりました〉
ちょっといい話
【今回はアメリカのハイスクール在学の高橋亜衣さんにアメリカと日本の高校の違いについて述べてもらいます。亜衣さんは日本の高校3年生と同級生で、6月中旬に一時帰国して塾で学習しています。】
約2年前、私は高校入学と同時に父の都合でアメリカに行くことになりました。初めは慣れない生活に、毎晩のように泣いていましたが、次第に慣れアメリカのことをもっと知ることができました。今回は日米の学校の違いについて紹介したいと思います。
まず初めにアメリカではクラスなく、選択制です。多様な授業の中から自分に合ったものを選びます。私が昨年選んだ授業の中では「写真」があり、“photo shop”を使い顔のしわを消したりというとても興味深いものでした。
次にランチはカフェテリアで食べます。私の学校は2,000人いるので、500人に分かれて食べるのですが、お弁当を持ってくる人もいれば、学食を食べる人もいます。私は学食(ドミノピザ+フライドポテト+チョコレート牛乳)を毎日食べていて、2年間で5㎏太りました。(笑)
最後に部活はシーズン制です。テニスは春、サッカーは秋などのように部活によって決まっているので、運動能力の高い人は掛け持ちしています。私はテニスをやり、良い友達ができてよかったです。
またアメリカにいることで日本ではない宗教、テレビで話題の人種問題などの社会問題に興味を持つようになりました。日本と違うことばかりですが、卒業までの1年間、一立学習塾で学んだプラス思考で頑張りたいと思います。