一立タイムズ 元年11月号

「今、小林正観さんの本を10冊以上読んでいる。その本の中にあった『ありがとう』を言うこととトイレ掃除をずっとしている」

 先週、知人が話をしてくれました。『ありがとう』は、毎日 仕事の行き帰りや1人でいるときや時間のあるときに何回も言っているそうです。落ち込んでいたり、悩み事があっても『ありがとう』を言っている間、他の事は考えられないと言います。逆に色々な人への感謝の気持ちが起こり、小さな出来事にも感謝できる自分に気づいたそうです。その結果自分の心が落ち着き、仕事も家庭も人間関係もすごくいいと話してくれました。

美味しいリンゴを勧められたとき、その美味しさは食べたときに初めてわかります。そのことと同じように、良い本を読んだり、素晴らしい講演を聞いて、自分のできることを実行に移した(体験した)とき本当の素晴しさを味わえると思います。
 勉強を苦痛だと思っている生徒もいますが、考え方を変えるだけで勉強できることが『ありがたい』と思える話をして、顔(がん)晴(ば)る気持ちが起こるように指導しています。ご家庭でもよろしくお願いします。