一立タイムズ R2年2月号

先週のこと、私立高校入試6日前に右手親指を骨折したS君。手術は入試の次の日に決めました。左手で書かないといけないので「大丈夫か?」と聞いたところ、「手術のことの方が気になって、入試の緊張があまりなくなりました」「ほう、それはプラス思考だね。素晴らしい!」と、3分間セラピーでも話しました。

プラス思考とは、起こってきた出来事は「自分にとって必要なこと」と受け入れて、なぜ必要なのかを考えることです。
S君は今までにも入試のことを考えると、緊張や不安で勉強に集中できなくなることもありました。入試直前ではもっと緊張や不安が大きくなるところです。しかしS君にとって、入試翌日の手術の方が入試より大きな出来事になってしまったので、勉強には本当に集中できていました。

自分にとって悪いと思われることがあっても、「これはキット自分にとって必要なこと。ピンチはチャンス」と受け入れると、自分の気持ちも前向きで積極的になります。これからも勉強を通して生徒一人ひとりが心の持ち方・日常の考え方を学んでいけるように的確なアドバイスをして、結果的に勉強の実力がついて成績が伸びる指導をしていきたいと思います。ご家庭でのご協力もお願いします。

よかったこと紹介 

 
高校推薦入試合格
明秀学園日立高校 特進STコース N・Aさん(助川中)   スポーツ奨学1種 T・Aさん(駒王中)

中学入試合格    日立一高附属中学   O・T君(豊浦小)
(小学5年8月からロボット教室に通っていたT君。小学6年7月に日立一高附属中に入りたいと言ってきたT君に「楽しい受験にしよう!」と言いました。日立一高附属中学受験者の中には、全てを犠牲にして受験勉強だけをして合格した人もいます。しかしその反動で合格後は勉強を全くやらない人や指示待ち人間になってしまった人もいます。そんな中学生にはなってほしくなかったのです。自分が好きで始めたロボット教室や他の習い事も続け、学校の宿題もきちんとやりながら受験勉強を続けました。さらに入試が終わっても、適性検査問題も含めてそれまでの勉強を続けながら合格の朗報です)

数学・算数検定合格    【3級】N・Aさん(中3)   【4級】I・Sさん(中2)
  【5級】W・Yさん(中1)   【5級】A・H君(中1)   【6級】O・T君(小6)
【6級】K・K君(小6)    【8級】T・Hさん(小4)   【10級】W・K君(小2)
合格の感想     練習してぎりぎり合かくが出きてうれしいです。また7級でちょうせんしてみたいです。〈がんばるぞ~〉                                             【算数検定8級 T・H】
(手違いで、希望した上の級の受検が前日に分かり、前日夕方と当日午前中は家で、午後から検定時間までは塾でたくさん過去問を解き、未習の問題もあり苦戦しましたが、たくさん頑張った結果 見事合格しました)