一立タイムズ R2年3月号

今週の火曜日、中3のAちゃんが
「先生、昨日学校で県立高校入試過去問をやって分かったことがあります」
「どんなこと?」
「サミングアップ(塾の受験用問題集)を6、7回転も繰り返したところは良く出来ているんですけど、1、2回転の分野は全然できていないことがわかりました。だから入試まで後2週間ですけど、できていない分野を1週間で3回転やります!」
約60ページを3回転で180ページ。6日間なら1日に30ページの学習量ですが、「OK!学習法」をマスターした当塾塾生は、集中力がついているので30ページなら3時間程度で仕上げます。

入試や検定で合格点を取る最良で最高の学習方法は反復です。「教え方が上手と言われる先生」「マンツーマンで成績を上げる先生」の特徴も同じように生徒に反復させることを徹底的にやっています。
またよく出来る生徒も繰り返しています。小学生であれば国語力テストや算数力テスト、中学生や高校生であれば定期テストの範囲を全てできるように何度も繰り返すことをしています。

当塾から京都大学に合格した生徒へも、日立一高や水戸一高に合格した生徒へも反復学習の指導をしていました。今年明秀学園日立高特進STコースに合格したAちゃん、日立一高附属中学に合格したT君も1冊の問題集を何回も反復する学習と「パズル&論理エンジン」で仮説・検証力と論理力を身につけました。

効率良く反復できる学習習慣を身につけること、これが最も大事なことです。学校が長期休暇で、みんな生活リズムを乱れ易い時期が絶好のチャンスです。なぜなら長期休暇を規則正しい生活リズムと一定時間の学習習慣をしていくことで、新しい学年を良い状態でスタートできるからです。「先んずれば人を制す」の故事成語のように、春期講習で生活習慣と学習習慣を良い状態にしてほしいと思います。