一立タイムズ R2年4月号

【生活習慣は幹】
新型コロナウィルス拡大防止で3月は学校が休校になり、生活が一変しています。生活習慣も乱れているようです。起床・就寝時刻などの生活リズムを 、4月からの学校再開に向けて今から調整していくことが大事です。

 入塾説明で、生活習慣は木に喩えると幹に当たることをお話しました。幹が弱ってしまうと枝葉に栄養が行き渡らなくなります。枝葉は目に見えるもの・結果としてわかるもので、学力であったりスポーツ戦績や音楽会での受賞などです。                      

 生活習慣を自分の目指すものに合わせていくことが成果を出す一番の方法です。
昨年数々の素晴らしい成績を残し現役を引退したイチロー選手は、日々の習慣の大切さを実感し実行しています。例えば「毎日1時間の素振り」という話があります。

 ある年、チームが優勝し祝勝会で遅くなり、寝る時間も大幅に遅れたそうです。でも次の日、いつもの素振りは欠かさなかった、といいます。

 イチロー選手は特別だ、という人もいます。しかし体格に恵まれている訳でもないのに誰も真似できない偉業を達成できることは、決めたことをずっと続けたからに違いありません。習慣にしていくことで、いろんな人が素晴らしい成果を得られる証明にもなります。

 今の生活習慣を見直し、まずは起床・就寝時刻を「早寝早起き」にシフトすることで勉強の時間も増えてきます。幹を正常に成長させて枝葉を立派に繁らせましょう。そして各自が目指すものへ達成できる習慣作りができるようご家庭と連携しながらサポートしていきます。