一立タイムズ R2年10月号

先週の3分間セラピーで、「願い事を7つ想像して、5つ書く」ということを3分間でやってもらいました。「急に言われても、そんなにあるかなあ」という声もありましたが、みんな時間内に5つ書きだせました。

学習に関しての願い事は全員書いていました。その他では部活の大会や身長を伸ばしたいもありました。またコロナ禍終息や美味しいものを食べたいや旅行など、以前の日常を取り戻したいと窺(うかが)える内容も書いていました。

 

その中で「親に褒められたい」という願い事がありました。多分期待に応えたいという心の現れでもあると思います。学習や部活などで良い成績を取ることは、自分の努力が実ったことの嬉しさと同時に褒められることの気持ち良さもあります。少しのことでも褒められると気分がよくなりヤル気が出るのは大人でも同じです。このとき脳は「快」の状態であり、脳波はα波になって一段と能力が発揮されやすいと言われています。人の良い所を見つけて褒める習慣をつけることで、褒められることも多くなり学習・生活面でも良い成果を得られます。