一立タイムズ R3年2月号

今週、私立高校一般入試の自己採点で英語が全問正解のMさん。実力はあっても、大文字・小文字の違いやピリオド忘れなど不注意なミスで100点を逃す人もいます。今までにMさんもそういうミスをしていましたので、入試本番での満点は素晴らしいことです。

 本番で実力を発揮するためには、本番を意識したリハーサルを何回も重ねて自分の最高の状態を脳に焼きつけることです。

 フィギュアスケートの羽生結弦選手は1日何時間もの練習を何ヶ月も続けるのは、技術だけでなく脳に最高のパフォーマンスを焼きつけているとも思います。

 金メダルを取ったオリンピック選手を育て、野球無名高を甲子園に何校も導き、またトップビジネスマンや有能経営者を多数育て「能力開発の魔術師」と言われている西田氏。70歳を過ぎても気力あふれる素晴らしい講演をしますが、講演の前には自分一人でかなりの時間リハーサルを重ねていると聞きました。

 中学受験、高校受験、大学受験、就職試験…というように実力を試される場が出てきますが、合格するためにはリハーサルを重ねて実力をつけることと最高のパフォーマンスができるイメージを脳に焼きつけることです。