一立タイムズ R3年5月号

昨年の小学校から始まった一連の教科書改訂(今年は中学、来年は高校)で、プログラミングや情報が新しく加わることになり、2025年大学入試共通テストでは「情報」も新設されます。3月下旬には大学入試センターからサンプル問題も公開されました。

現在中学3年以降の生徒の大学受験には「情報」という教科が入試に加わることになり、プログラミングは必ず出題されるようです。プログラミングは「AI時代のよみ・かき・そろばん」と言われるくらい、これからの時代に対応するためにほとんどの人が必要なスキルになるでしょう。

文科省はプログラミング教育で「論理的思考」を身につけることと位置付けています。直接的にプログラマーのような専門家を養成するのではないとはしているものの、大学入試にプログラミングが入ってくることを考えると、今後はある程度プログラミングができることを求められるはずです。

プログラミングを基本から身につけることに重点をおいた「ピコのプログラミング」は飛坐(ひざ)氏(株式会社プログラぶっく代表取締役)が開発し、最初はカードを並べながら学びます。最終的にはパソコン(またはキーボード付きタブレット)でゲームを作ることができるので、「ゲームで遊んでばかりいないで、ゲームを作りなさい」とお母さんが子どもを叱る時代がやってくると言います。 そのような時代にも対応できる人間に成長してほしいと思い、当塾でも「ピコのプログラミング」導入を決めました。学校の授業でプログラミングを導入している自治体もあります。授業や受験だけでなく、就職でもプログラミングスキルは必要になるので、カード型プログラミングで基礎からしっかり学ぶことを目指します。詳細は別紙・お便りに記載しましたのでご覧ください。