一立タイムズ R4年5月号

毎月開催の「PICOラボ会議」で、以前予備校講師より「大学受験を目指す高3生が、4月時点の志望大学を実際に受験できた人は4%です」と聞いたときは驚きました。

4月では志望大学が憧れや希望なので、実力に見合っている人の方が少ないことは確かです。自分の実力との差を埋めるために相当の覚悟を決め毎日を学習中心の10ヶ月間にして、受験できるレベルまで上げられる人は100人に4人ということになります。さらに受験できただけでなく合格を手に入れる人の割合はもっと下がります。   大学受験を甘くみてはいけない!   ということを、受験生だけでなく高2生・高1生も心しておきましょう。

合格は日々の実践からしか生まれません。志望大学合格の目標に向かって、「毎日自分で決めた量・時間を計画した通りに学習すればいいだけ」とプラスに考えて実行してみるといいいです。

とはいうものの、実際毎日このモチベーションを維持できて学習できる日ばかりではありません。気持ちが下向きで学習したくないときは、ダイエットに挑戦し結果にコミットするライ○ップのような個人トレーナーの叱咤激励も必要になります。

そのとき今の状態は何が原因であるかなど判断の材料になるのが「学習計画&実行表」で、病院でのカルテのようなものです。これを元に的確に分析し最善の処方をすることが私たち塾の役目になります。

受験生には志望校・志望大学合格をイメージして、受験生以外の学年は定期テスト等の各自の目標を明確にして毎日を計画通りに一歩一歩進んでいけるようサポートしていきます。