一立タイムズ R4年9月号

今週火曜日、当塾で漢字検定を実施しました。例年中学生は全員受検で、読解力の基礎である漢字を習得していきます。当日は検定時間の4時間以上も前に塾に来て漢検学習をした生徒も数名いました。また、検定日5日前から塾で毎日5時間以上漢検学習する生徒もいました。

合否結果は1か月後になります。解答用紙は提出ですが問題用紙にも答えを記入するように指導していますので、5日後に漢検HPでの解答を見て自己採点ができます。

中学入試・高校入試・大学入試では合格か不合格の2つしかありませんが、「努力」を組み合わせてそれぞれ2種類の4つのパターンがあると考えます。これは漢字検定でも同じなので、入試のシミュレーションができます。

A;努力して合格 B;努力したが不合格 C;努力しないが合格

D;努力していなので不合格

合否結果が出たときAなら努力が報われて喜びます。Cは嬉しくはありますが、次の目標に向かうときも甘くみる気持ちが出るのでどこかで上手くいかないことが出てしまいます。

またBとDでも大きく異なります。Dは努力していないので、結果は当然だとある意味納得です。ではBは努力が報われなかったのでしょうか?

結果はその通り受け入れますが、身近な人(親)が「努力」を認め評価してあげることで、努力を(いと)わない気持ちが育つと考えます。次の目標に向かって努力を惜しまない態度で臨むようになることが、最終的には自分が目指すものを手に入れることができるようになります。

漢字検定だけではなく色々な検定も次に活かし、入試での合格を獲得してもらいたいと思います。