一立タイムズ R6年7月号

今年の大学・高校受験ともに第1希望合格が100%であることは一立タイムズ4月号にお知らせしました。当塾は少数精鋭で大学受験は3名(全員中学からの通塾)、私が全て責任を持って全教科対応と同時に精神面・心の指導(実はこれが一番重要)をしました。

日立一高の理系普通コースから旧帝大である北海道大学に合格したHさんは、数日遅れて学校へ合格発表を報告すると、職員室中の先生方の間で大きな話題になって本人がびっくりしていました。サイエンスコースからでも合格が難しい大学に普通コースから合格したからのようです。

でも2次受験前は過去問で全く点数が取れず、自信を失いかけていました。それで私は

「高校受験のときもそうだったけど、Hさんには、初めて見る難しい問題でも自分なりに解答を見つけ出す力がある! ある意味動物的勘だと思う。だから受験本番ではきっと合格点をとれるよ!」と。

その言葉で開き直ったのか学習を続け、結果的には過去問では全然だめでも本番では手応えがあり見事合格。

心の作用はとても大きいと私は常々思っています。映画で例えると「心はフィルム、自分の周りに起こることがスクリーン」です。フィルムにほんの少しの傷がついていても、スクリーンには大きく拡大されて映像が見えにくくなります。そして「自分の心の状態通りのことが起こってくる」ことなども3分間セラピーで中学高校生に話しています。また生徒との通常の会話の中にも自然と心の重要性が入った話をしています。

学習や習い事を通じて、自分の心の在り方見つめる機会が増えるとまた違った感動を得ることができます。