高校2年生。
今週から定期考査が始まります。
苦手な化学。
というより、はっきり言って「嫌いな化学」。
苦手で嫌いなため、なかなか学習が進まず、
テスト前になって「やるしかない」状況に追い込まれて、
ようやく机に向かおうとしました。
ところが、
肝心の化学の問題集が、どこを探しても見つからない。
結局、友達に問題集を写してもらい、
その写真をタブレットで見ながら問題を解いていました。
そこで、こんな話をしました。
「“化学が嫌い”って言っているから、
化学の問題集が逃げていったんじゃないの?」
少し冗談めかして言いながら、
「好きにならなくてもいい。
でも、少なくとも入試までは
“必要なもの”と思って学習したらどうかな」
すると、
「僕が進もうとしている工学部では、
化学は必要ないと思います。
何のためにやるのか、分かりません!」
と、強い口調で返ってきました。
「確かに、君が目指す学科では
化学が直接必要ないかもしれない。
でも、仮にそうだとしても、
入試までは“ある”よね。
だったら、
“化学は必要だ”と意識を変えることが大事だよ」
「無理っす。
そんなふうには思えないです!」
そこで、少し話を変えて、
こんなイメージを伝えました。
「じゃあ、想像してみて。
同じ高さの板を何枚もつなげて、
外側を太い針金で巻いた“木の樽”がある。
その板一枚一枚を、
入試に必要な教科だと思ってみよう。
もし、化学だけが嫌いだからといって
極端に低い板だったら、
その樽は役に立つと思う?」
それまで
「自分の言い分は正しい」
と言わんばかりにこちらを見ていた表情が、
少し変わりました。
「……やっぱり、
化学をやらないといけないってことですよね」
私に向けた言葉ではありましたが、
同時に、自分自身に言い聞かせているようにも感じました。
ほんの少し。
ほんの一瞬かもしれませんが、
意識が“キッ”と切り替わる予感がありました。
その小さな変化を、
大切にしていきたいと思います。
おかげさまで、
しあわせな一日でした。
感謝です!!

