「明日の私立高校入試の結果を、必ず連絡してくださいね」
「え~? もしも…ですが、落ちたときもですか?」
「もちろんです。多分大丈夫だと思っていますが、
万が一のときもあるかもしれません。
そのときも、必ず連絡をください」
「は~い……」
そのやり取りで、この話は一度終わりました。
ただ、万が一の結果だった場合、
本人は大きく落ち込むことになります。
そのときに何より大切なのは、心のケアです。
気持ちを切り替えることは、
一人ではなかなかできません。
また、家族も本人と同じ気持ちになりやすく、
冷静な視点を保つのは難しいものです。
だからこそ、
学校の先生や塾の先生といった「第三者」の存在が、
とても重要になります。
この生徒は、小学6年生の中学準備講座から
3年間通ってくれています。
考え方や性格、
家族の中での立ち位置や関わり方も、
ある程度わかっています。
だからこそ、
話し方や表情から、
万が一のときの対応もできるだろうと考えています。
そして、その先には
本命である県立高校入試が待っています。
大切なのは、
気持ちを切らさず、
入試本番まで心の状態を整え、
学習に専念できるようにすること。
「さあ。先の不安はあるよね。
でも、考えてもどうにもならないことに
時間を使うのはもったいない。
県立入試に向けて、今できることをやろう」
そう伝えると、
「わかりました。
理科の○○の分野が、まだ理解不足なので、
そこをやりたいです!」
不安に向いていた心が、
少しずつ“希望”と“行動”へと切り替わりました。
結果だけでなく、
その先の道まで一緒に考える。
それも、私たちの大切な役割だと感じた一日でした。
おかげさまで、
しあわせな一日でした。
感謝です!!

