一立タイムズ R6年2月号

 受験生には受験前に、「当日の心得」で朝起きて太陽の光を浴びて感謝することを話しました。たとえ入試当日が曇りや雨でも雲の先には必ず太陽があるので、カーテンを開けて日光を浴びることが重要です。

朝日を浴びることは、本来誰もが毎朝の習慣にすると良いです。特によく眠れない人には効果的という検証もあるようです。朝日には人間の松果体で生合成される「メラトニン」というホルモンの分泌を抑制する作用があり目覚めがすっきりします。また「メラトニン」は体内時計の調整役になってくれて、暗くなると分泌量が増え眠れるようになります。

地球や地球上の生物・物質は全て太陽の恩恵を受けています。日頃は当たり前過ぎて気づかないときもありますが、空気と同じように太陽はなくてはならない存在です。朝日にこだわらず、いつでも感謝していいわけです。さらに「受験合格などの個人的な願い事はご先祖様」という話を受験生11月面談でもさせて頂きました。ご先祖様をどんどん辿っていくと、地球上生物の元は全て太陽に起因します。朝日に感謝する数に比例して、私たちに生活でも感謝されることが増えてくるようです。