一立タイムズ R3年3月号

県立高校入試1週間前です。中学3年生は毎週土曜日に5回の「県立入試プレテスト」を塾で受験しています。

 丁度半分頃「やったのに全然できない。やる気なくす」とT君が言いました。自分としては精一杯努力して、今まで以上に学習しているはずです。しかし点数が取れていないのは事実なので、そう言うマイナス言葉が出たのでしょう。その気持ちはわかります。でもマイナス言葉はすぐに訂正しないと、その言葉通りにやる気をなくし学習が進まなくなってしまいます。

「学習の成果はすぐに出るとは限らない」と思って勉強し「努力は決して裏切らない。必ず結果に表れる」と信じることが必要です。
 次のプレテストまでにT君は、「問題集のこの部分を全部やります」と宣言し、途中全部を終わらせることは無理そうな様子でしたが、最後までやり切りました。その結果プレテストもおよそ70点も上がりました。

 いよいよ来週は入試本番、自分の目標の結果が得られるようにみんな努力をして悔いのない受験にしてほしいです。さらに入試が終わっても学習を続けることで、合格を引き寄せることにもなります。